肥満は不妊の原因 - Cinderella-Smile

体重180キロ超の女性、出産2日前に妊娠が発覚

　体重400ポンド(180キログラム)以上のエイプリル・ブラナムさんは、今週健康な男の子を出産する2日前まで、自分が妊娠していることさえ知らなかったのだそうだ..........
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[アメーバニュース]

＜肥満は不妊の原因＞

太り過ぎると不妊になるという話を弟（医師）から聞いた
時には少々驚いたが、米国では肥満が不妊の原因の６％を
占め、やせ過ぎも同様に６％と、不妊の12％は体重が原因
であると言われているそうだ。

肥満ややせ過ぎの人の70％は、適正な体重にすると直ぐに
自然妊娠するというデータもあるそうである。

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＜肥満は排卵障害となる＞
排卵は、脳の視床下部から下垂体に卵を成熟させるための
ホルモンが分泌されて始まります。
ところが肥満になると、視床下部や下垂体からのホルモンの
働きが異常となり、排卵障害が起きるのです。
視床下部や下垂体というのは性ホルモンをコントロールする
中枢ですが、心身の状態によってバランスを崩しやすい部分
でもあるのです。
ですから、１年足らずで10kg近く太ったりしたら、ほぼ確実
に排卵障害が起きている考えたほうがよいでしょう。
コレステロールは性ホルモンのもとになるのですが、これを
とりすぎるのもホルモンバランスを崩す原因になるのです。

＜肥満がホルモンバランスを崩すメカニズムとは？＞

私たちの生殖機能をコントロールしている生殖ホルモン、
テストステロン（男性ホルモン）やエストラジオール（女性
ホルモン）は、脂溶性で水に溶けずに油に溶けるという性質
を持っています。
ということは、分泌されたこれらの生殖ホルモンは、体脂肪
に存在し蓄積されるのです。
ただ、体脂肪に取り込まれたホルモンは休眠状態ですから、
生殖腺は、生殖機能を維持するために必要なホルモンを
さらに分泌します。
ところが、体脂肪にはやっかいな働きがあって、脂肪細胞は
取り込んだアンドロステジオン（弱い男性ホルモン）を、
エストロン（弱い女性ホルモン）に変換します。
このようにエストロン（Ｅ1）というのは、エストラジ
オール（Ｅ2）ほどの力はないのですが、肥満女性は体脂肪
が多いことから女性ホルモンが過剰になり、ホルモン
バランスが崩れてしまうのです。
肥満女性は無排卵となり、不妊になるまで、エストロンと
エストリオールが交互に、エストロゲンが増加します。

＜思春期の話＞

まんまるに太った女の子は、比較的、早く胸がふくらみ、
痩せている女の子は、それよりも遅いものです。
また、体操やバレエのような激しい運動をしている少女は、
思春期の到来が遅れます。
乳房の発達、陰毛、初潮、排卵等に第二次性徴は、運動の
レベルを落とし体脂肪が増えるまでは起こりません。

過去10年間、それ以前に比べて思春期が早く到来しています。
これは、ファ−ストフ−ドによる体脂肪の増加が関係して
いるものと考えられます。
第二次性徴をスタートさせるのに十分なエストロゲンが、
体脂肪の増加によって分泌されているのではないかという
ことです。

少女の体重が身長に対して適正なレベルの120％を超えると、
生殖機能は、はじめはノーマルな始まり方をしますが、
２〜３年で次第に低下していきます。
女の子の体重と生理のこのような関係を、周囲の大人、特に
親が気づき、早めにケアしてあげなければならないことは、
言うまでもないことです。

［出典・引用］
「妊娠しやすいカラダづくり」
http://www.akanbou.com/ninshin/ninyousei.taijyuu.html
「fetus organization」
http://www.fetus.org/

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日本人と欧米人とは体のつくり（遺伝子）が異なる。
日本人は小太りでもすぐに糖尿病や不妊をはじめ様々な病気
を併発する。

これに対して欧米人は太るだけ太ってから、様々な病気が
出てくる。

そもそも、日本人は太っても130kgくらいまでで、180kg以上
の人はテレビの特番ではよく目にするが、街中ではそうは
お目にかからない。

ところが、米国では180kgクラスは珍しくなく、テレビで
取り上げられるには300kgは必要であろう。

小太りでも合併症が心配な日本人と、合併症の危険は少ない
がすぐに大太りになってしまう欧米人と、どちらが得なの
だろうか。